出口崇仁農園

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小さな農家たちが日本の農業を変えるプロジェクトにあなたも参加しませんか?

この手紙は、これから農業を志したいという方に向けた研修生募集ページです。「これから新規就農したい」「農業の未来に可能性を感じる」 「農業を通じて社会貢献をしていきたい」 という方に、真剣な思いで書いています。新規農業に関心のある方に、私たちの経験が少しでもお役に立てていただければ嬉しいと思いますので、最後までゆったりした気持ちで読んで頂ければ幸いです。

不安な気持ち

どんな分野であっても新しいことにチャレンジすることは不安がつきものです。私たちも農業の道を歩みだした最初は不安でいっぱいでした。

特に私たちが有機農業を始めた時は、無農薬・無化学肥料のオーガニック野菜を生産している農家がまだまだ少なく、良い野菜を作る技術を学ぶ環境もほとんどありませんでした。

ですので、最初は「本当に身体に良い健康的な野菜は作れるのだろうか」だとか、「実際に有機農業で家族を養えるのだろうか」だとか、「地域の人たちと上手にうまくやっているのだろうか」など、不安だけしかありませんでした。

しかし、「有機農業」や「自然栽培」といった農法は、これからの日本の農業を変えると信じて、食に対する意識が変わる未来の可能性に農業という世界に一歩を踏み出したのです。

そして、新規就農をしてから5年の年月が過ぎ今思うことは、これから新規就農を志す若者や私たちと一緒の気持ちを持った人たちに、私たちと同じ苦労をせずに「新規就農」「生産」「販売」「経営」を上手に軌道に乗せられる支援ができないと考え、この手紙を書いています。

もしあなたがこれから新規就農を目指そうと思っているのであれば、普通に農地を持っただけでは、農業で生計を立てることは簡単ではありません。いかに、短期間で農業という経営を軌道に乗せていけるかが大切です。

有機農業で成功させるための鍵

そのためには、栄養価の高い美味しい野菜が作れる技術を確立して、安定的に生産ができる状態にすることです。そして、あなたが苦労して作った品質の良い野菜を喜んで買って頂ける顧客を見つけることです。

私たちは、新規就農してまだまだ6年目ですが、本当に納得野菜ができるまでに3年かかりました。最初は失敗の連続でした。挫けそうになって農業を止めようと思ったことも何度もあります。

しかし、それらの困難を乗り越え、高栄養価で美味しい野菜づくりの追求をした結果、2016年には「オーガニックフェスタ人参部門」では、最優秀賞を受賞しました。

また、私たちの取り組みが、雑誌や新聞社の方々の目に止まり、私たちの野菜が紹介いただいたりしています。ですので、もしあなたがこれから新規就農がしたいと思っているのであれば、「品質の高い野菜づくり」にこだわり、人と地球に優しい農業を目指してください。

新規就農で極めて重要なこととは

それは、新規就農する前の研修先の農家選びです。

誰に何を学ぶかであなたが新規就農で成功する確率は大きく違ってきます。どんな分野に置いても一流の人から学ぶことが、自分自身を大きく引き上げる秘訣です。

ましてや、有機野菜づくりは、農薬や化学肥料を一切使わず、できるだけ地域の資源を活用して農作物を育てていきますので、土壌づくりの技術、気候や環境によっての対応能力を身につけることはとても大切です。

また、一言で「有機農業」と言っても様々な農法があります。地域で採取できる腐葉土などの植物性堆肥以外は使わないという農法もあれば、牛糞などの栄養素を与えて収量をあげて、経営を安定させることこそ重要という考えの農家もいます。

ですので、有機農業の方法一つにしても、様々な農法がありますので、あなたが本当に目指したい野菜づくりを具体的にして最初の第一歩を踏み出してください。そして、あなたが大切に思う人のために野菜を作ってください。

野菜づくり=愛と情熱

私たちが野菜づくりで大切にしていることは、自分の大切な人や子供たちに、心から食べてもらいたい野菜を作ることです。

「大切な人のために食べてもらいたい本物の野菜を作る」ことが私たちの信念であり、これから新規就農を志す人たちにも受け継いでいきたいことです。

野菜づくりの根底は「愛情」からきています。そして、そんな大切な人に食べてもらいたい野菜づくりをしていくためには、「情熱」がなければ続けられません。大切な人のために健康的な野菜を作ることは、農家としてごくごく当たり前ですし、そんな農家が増えることが私たちの願いです。

子供たちに本来の野菜の味を知ってほしい!

そして、もう一つの願いが、未来の子供たちに本当の野菜の味を知ってほしいということです。

もし私たちの野菜を食べる機会があれば、ぜひ食べてもらいたいですが、本当に美味しい野菜というのは、野菜そのものの栄養価が高くて、人間が健康的に生きていくために必要なビタミン・ミネラルの成分が十分に含まれている野菜です。

さらに、苦味成分を形成している原因となる硝酸態チッソ(硝酸イオン)の含量が少ない野菜です。

特に硝酸態チッソ(硝酸イオン)は、発がん性物質の原因とも言われている毒素です。これが野菜に含まれるようになったのは、戦後の高度経済成長期の中で農家の労働時間の短縮や大量生産を可能にするために、農薬や化学肥料を使用したことが原因とされています。

また、この硝酸態チッソは、野菜そのものに苦味やエグ味を作り、その成分が近年の子供たちの野菜嫌いにつながっていると考えられています。

しかし、農薬や化学肥料を使わない時代に作っていた野菜は、甘みがあって苦味やエグ味がなかったと言います。しかも、高栄養価で抗酸化力の高い野菜だったとも言われています。

昔ながらの野菜が美味しいと言われる理由

実際にその時代に作っていた野菜成分を数値で測っていませんでしたが、昔の野菜を知るお年を召したお爺ちゃんやお婆ちゃんに私たちの野菜を食べてもらうと、昔ながらの懐かしい野菜だと言っていただけます。

糖度が高く、しかも高栄養価で抗酸化力の高い野菜は間違いなく昔の人たちは食べていたと確信しています。そんな野菜が世の中の人たちの食卓に並ぶようになったら日本の「食」は大きく変わると信じています。

食べ物が人間の体を作っています。健康的な体でいることが生きる意味でもっとも大切なことです。しかし、食によって子供たちの体を壊しているのであれば、そんな悲しいことはありません。

しかし、無農薬・無化学肥料で農作物を栽培することによって、この硝酸態チッソが抑えられることもわかっています。これからの農家に託されている使命は、健康的な野菜を作れる技術を一人一人の農家が身につけることです。
※硝酸態チッソのことについては後に説明します。

それが、子供たちの野菜嫌いが減ることにつながりますし、ぜんそくやアトピー、不妊症といった現代病とも言われている病気が減ることにつながると思います。

さらに、子供たちが野菜で一番嫌いなピーマンでさえも、子供たちが喜んで食べてしまうほどのフルーツのようなピーマンをつくることができるのです。

ですので、本当に美味しい本物の野菜を作る農家さんを増やすことが、野菜嫌いな子供たちが減ることに間違いなくつながると考えています。

本物の野菜づくりに命をかける男たち

改めまして、私は出口崇仁農園で出口崇仁(でぐちたかひと)と共に経営をしている代表の山下です。

出口崇仁農園は、愛知県知多郡美浜町という場所で、出口崇仁が2012年に創業者として新規就農し、今では生産と経営のそれぞれの役割を担いながら共同経営で農業を営んでいます。

私たちの農園がある知多郡美浜町は、東には三河湾、西は伊勢湾に面している海の町でもあり、海と山に囲まれ自然豊かな場所です。最近では、農業に取り組む新規就農者も多いようです。

そんな海と里山の幸が豊かな美浜町で私たちは本格的な有機農業に取り組んでいます。

私たちが農業を始めたきっかけは、新規就農する以前に食べた感動的な野菜が忘れられず、その野菜と同じ野菜を自分たちで作りたい。さらに、多くの人たちに感動してもらえるような野菜を作って食べてもらいたいという気持ちから始まりました。

そして、私たちはこれまで生命を育む野菜づくりからたくさんのことを学ばせていただき、私たちの合言葉にもなっている「すべての命はつながっている」という言葉をキーワードに、地域の資源を循環させる「地域循環型有機農業」という形を築き上げました。

この「地域循環型有機農業」によって、通常の農法では考えられない甘くて栄養価の高い野菜を私たちは作っています。

具体的には、平均的な野菜の3倍以上の栄養価(ビタミン、ミネラル)で、糖度も平均値より非常に高くとても甘いのです。(もちろん、農薬や化学肥料は一切使いません。)

さらに、苦味やエグ味を感じる硝酸態チッソの含量数値が非常に低いのも私たちの野菜の特徴です。以下の画像データが、私たちの野菜を分析してもらった解析数値です。

※1 デリカフーズグループ・デザイナーフーズ(株)調べ

しかも、発がん性物質と言われる
硝酸態チッソ(硝酸イオン)は平均値の1/3以下

硝酸態チッソ(硝酸イオン)については、ご存知のない方もいると思いますので、少し説明しますが、硝酸態チッソは多くの病気の根源とも言われています。

注目を浴びたのは、今から50 年以上前に起きたアメリカであるお母さんが赤ちゃんに裏ごししたほうれん草を離乳食として与えたところ、赤ちゃんの口からカニのように泡を吹き、顔が紫色になったかと思うと30 分もしないうちに息絶えてしまう悲しい出来事がきっかけでした。

これは、ブルーベビー症候群と呼ばれるもので、原因は牛や豚、鶏などの糞尿を肥料として与えたほうれん草の中に硝酸態チッソが残留していたと言われています。

書物によれば、硝酸態チッソは体内に入ると亜硝酸態チッソという有害物質に変わり、血液中のヘモグロビンの活動を阻害するので酸欠を引き起こし、最悪の場合死に至るというものです。また、発ガン性物質のもとになったり、糖尿病を誘発すると言われています。

危ないのは化学肥料を施しすぎた野菜!

さらに、ヨーロッパではこの硝酸態チッソに対して厳しい規制が設けられており、人間の体には良くない成分として扱われています。

その規制より、野菜に含まれている硝酸態チッソの基準値をおよそ3000ppmと決められているのです。それを超える野菜は市場に出してはならないとして、汚染野菜として扱われています。

ところが、日本ではその基準が全くありません。実際にある調査機関がスーパーで売られているチンゲンサイを調べたら硝酸態チッソは1万6000ppmあったそうです。さらに、お米は最低でも1万2000ppmあったそうで、世界基準から考えるととんでもない数値の野菜やお米が出回っていることになります。

ですので、野菜づくりをする上でこの硝酸態チッソの含量を抑える栽培方法を選択もしくは探求していく必要があると考えています。

日本の農薬使用量はアメリカの約7倍

そして、もう1つ硝酸態チッソの原因になっているのが農薬です。日本は、この農薬の使用量がとても高い国なのです。

調査データによると上から中国、韓国、日本、オランダ、イタリア、フランスの順で農業の使用量が多く、日本の単位面積あたりの農薬使用量は、アメリカの約7倍もあるそうです。

残留農薬のある野菜を食べ続けると体内に蓄積されていって、めまいや吐き気、皮膚のかぶれや発熱を引き起こすなど、人体に悪影響を及ぼすとされています。日本の食材は世界から見ると信頼度は非常に低く、日本の食材が安全だと思っているのは、もしかしたら日本人だけになっているかもしれません。

ですので、具体的に安心で安全な野菜づくりを目指していく上で、「無農薬・無化学肥料」で野菜をつくるノウハウを確立していくことは、これからの農家として当然のことだと思いますし、昔ながらの高栄養価で美味しい野菜を生産できる農法を確立していくことは、とても重要なことだと考えています。

ですので、私たちの農園では、これからの野菜の成分にまでこだわり、様々な野菜の可能性を探求し続けています。

「オーガニックフェスタ」で最優秀賞を受賞

そして、それらの私たちの取り組みが身を結び、2016年には一般社団法人日本有機農業普及協会が主催する「オーガニックフェスタ 栄養価コンテスト人参部門」において、糖度の高さだけでなく抗酸化成分とビタミンCが全国平均値の2倍、摂りすぎると体に悪いとされる硝酸イオン(硝酸態チッソ)は約3分の1という値を記録し、最優秀賞を初受賞したのです。

また、2017年はピーマンの分析を専門機関に依頼したところ、全国平均値に比べ3倍以上もの抗酸化成分があるという結果が出ました。今まで廃棄物とされてきた自然資源を活用した土づくりを行うことにより、安心・安全・美味しい だけでなく栄養価も高い「機能性野菜」という新たな付加価値を生み出すことにも成功しているのです。

そして、高栄養価の野菜が認められたのをきっかけに、私たちの野菜は多くのメディアにも評価をいただくようになったのです。

新聞や雑誌などで多数掲載!

Tokai Walker 知多版 「まったく新しい知多半島案内」

Tokai Walker 知多版 「まったく新しい知多半島案内」

SNSを使った新たな販売方法でお客様に野菜を提供しているスタイルの紹介や、試行錯誤の繰り返しからたどり着いた一切農薬や化学肥料を使わない有機農業の農法や業の農法やについてご紹介いただきました。また、についてご紹介いただきました。また、有機野菜コンテストで最優秀賞を受賞についてもご紹介いただきました。

中日新聞 知多半島「農に馳ける」に掲載
(2016年8月30日)

中日新聞 知多半島「農に馳ける」に掲載

農薬や化学肥料を一切使わず高い有機資材を土に混ぜたり敷いたりして土壌の微生物を活性化する農法で健全な野菜を作る出口崇仁農園が紹介される。

中日新聞 転職して就く農業
(2016年11月13日)

中日新聞 転職して就く農業

「生き方に沿う形を選ぶ」をテーマに農業に就いた理由や地域の自然資材を活かした農法でできる高栄養価の野菜についてご紹介いただきました。

CSテレビに番組出演

CSテレビに番組出演

CSテレビで人参の達人ということで出口崇仁が出演しました。野菜への想いやこだわりをお伝えさせていただきました。

さらに、実際に私たちの野菜を食べていただいた方からは、たくさんの嬉しい声やお手紙をお寄せいただくようになりました。

お客様からの嬉しい声

お客様からの嬉しい声

ほんの一例をご紹介すると・・・

子供たちが嫌いな野菜No.1に選ぶピーマンを笑顔で食べる様子に お母さんたちもビックリ!

子供たちが選ぶ嫌いな野菜はピーマンです。いろんな野菜の中でも堂々の1位に上がっています。その理由は、とにかく苦いからです。

そんな野菜嫌いな子供に野菜を食べて欲しいと思うのがお母さんたちです。細かく切って料理しても食べてくれない、ピーマンの肉詰めをしても中身だけ食べて残してしまう。そんな子供の野菜嫌いに困っているお母さんたちは少なくありません。

しかし、そんなピーマン嫌いのお子さんに、農業体験で食べてもらうと「ん?全然苦くな〜い」「甘くて美味しい〜」と言って笑顔で食べてくれます。

そんな光景を見ていたお母さんたちのほとんどがビックリします。

また、そのイベントに参加して頂いたお母さんたちからは「子供が出口農園のピーマンだったら食べた〜い」と困っていると嬉しいお手紙をお寄せ頂きます(笑)

お客様からの嬉しい声

本格派イタリア料理シェフからも太鼓判!

お客様からの嬉しい声

イタリア料理 「CONCA(コンカ)」
森川シェフ

最初に出口農園さんの人参を食べたときに、これは美味しいと思いました。実際に畑に行って出口さんの葉野菜づくりに対する想いや、気さくな人柄に惹かれ、お店のオープン当初から野菜を使わせていただいています。また、当店をご利用いただいくお客様にも安心して食べてもらえる旬の有機野菜は、野菜そのものの素材の味を活かした調理ができますので、シェフとして腕を振るう瞬間でもあります。ぜひ出口農園さんの野菜を食べてみてください。
URL : http://conca.strikingly.com/

農家を志した当時は

このように現在では感謝しきれないほど、多くの方々に支えられ農家としての使命を全うしている私たちですが、全てが最初から順調だったわけではありません。

当園を創業した出口崇仁は、2012年に知人の紹介で美浜町に二千五百平方メートルの畑を借り、勇んで研修先のやり方を踏襲しましたが、最初はまったく思い通りの野菜ができなかったのです。

当時は無農薬・無化学肥料で野菜を作る実践者は少なく、確実性も乏しく思ったような野菜が作れませんでした。地元のベテラン農家さんからは、「そんなやり方でうまくいくわけがない」と笑われていました。

本気で有機農業に取り組む!

新規就農して1年目にできた野菜は、見たからに弱々しい野菜で、実際に自分で食べても美味しいものでしはありませんでした。決して人には食べさせられないものでした。

それから色々な何種類もの野菜を育てましたが、何度やっても納得する野菜ができずに途方に暮れ、2年が過ぎていました。しかし、そんな悩みを抱えて迎えた3年目にインターネットで偶然に「炭素循環農法」というものを知り、その農法に魅力を感じて勉強し、そのやり方を実践し続けました。

そして、その炭素循環農法で初めてできた野菜を口にしてみると、今まで作ってきた野菜とは違った野菜の甘みと苦味が全くないすっきりした後味に、「これだ!」と思った瞬間でした。

毎日が試行錯誤の連続

ただ、炭素循環農法は、確実性が乏しく上手くいく時とそうでない時がバラバラで生産の安定性という面では不安なところも多々ありました。

しかし、安定して美味しい野菜を作るにはどうしたら良いのだろう?

という強い気持ちで何度も種を蒔いては収穫して自分が作った野菜を食べてみますが、心から納得するものはなかなかできません。ところが、ある日不思議と疑問を抱くことがありました。

それは、山奥の木々は、どうして何もしなくても生い茂っているのだろうと・・・

畑の周辺の山々は、毎年強い緑の葉で覆われ、何もしなくても木々たちは成長しています。この一見自然なことだろうと思うことを本当に不思議に思ったのです。

そこで、その疑問を解決するために時間を作っては山に登り山の中を観察するようになりました。生い茂っている足元に散っている枯葉やその土の状態などを観察したのです。

美味しい野菜づくりのヒントは
山奥で出会った土にあった!

すると、いつものように山奥の道を歩いていると、あることに気づいたのです。それは、山の土は掘っても掘っても土の中は温かいのです。畑の土でそういったことを感じたことはありませんでしたが、とにかく山の土はふかふかで温かいのです。

それからその原因を知りたくていくつもの書籍を読みあさり、自然栽培のことや土のこと、優秀な農家さんと言われている人の本をとにかく読みあさりました。

そして、膨大な量の本を読んで行き着いたのが、りんご農園を手がける木村秋則さんの本との出会いでした。

その本によれば、土が温かい状態は微生物がたくさんいて活発に活動しているからだということでした。

また、畑の土の温度が低いのは、反対に微生物の活動が鈍っているせいだと書いてあり、数ヶ月間たくさんの本を読んだことが走馬灯のように整理ができて、確信が持てた瞬間でした。

人間のお腹の中に膨大な量の腸内細菌がいるのと同じように、土の中にもたくさんの微生物が存在して働いているのだと書いてあったのです。

「微生物が活発になれば、健康的な土ができる!」

これが出口崇仁農園が、本物の野菜づくりへ第一歩を踏み出す瞬間だったのです。

寝ずに働き続ける私たちの従業員たち

これは、畑の土の中にいる「微生物」のことです。

私たち農家の仕事は、微生物が活発に働きやすいように手助けすることで、その微生物が活発に働けるようにその環境を整えてあげることなのです。微生物が活発すれば、土の中のエネルギーは高くなり、野菜に送る養分も必然と高くなります。そして、その微生物を活発にするにはどうするのかというと「雑草」が鍵となります。なぜかというと、山奥の土が温かい場所も雑草が生え放題になっていました。

畑では雑草は邪魔者扱いにされますが、そうではなく共存する仲間であり、美味しい野菜づくりをする上でなくてはならない存在だと考えるようになったのです。そこで、私たちの農園では、雑草を有効活用して健康的な土をつくる方法で野菜を作っています。

そして、私たちがたどり着いたのが、地域の自然資源を活かした「地域循環型有機農業」なのです。

自然資源を活かした『地域循環型有機農業』
高栄養価で美味しい野菜をできる!

の農法は、地域の土手などに生えている「雑草」や里山を荒らしている「竹」、本来は産業廃棄物として捨てられる「もみ殻」など、地域にある自然資源を肥料の代わりにして土づくりをする方法です。

これらは、微生物の餌となって分解され、土中に野菜が必要とする養分が徐々に蓄積していくのです。そして、土の中にたっぷり含んだ養分を吸収して栄養価の高い(ビタミン・ミネラル)野菜ができるのです。

その結果、先ほどもお伝えしたように、平均的な野菜と比べると3倍の栄養価に2倍の抗酸化力を持った野菜ができるようになったのです。しかも、糖度も平均値よりも非常に高く、何よりも発ガン性物質とも言われている硝酸態チッソを非常に抑えることができる野菜づくりが可能になったのです。

無数の微生物の存在によって人間の命は支えられていると知った瞬間でもありました。

農業の町「知多半島・美浜町」から
本物の野菜を全国の食卓へ届けたい!

当園は、愛知県の知多郡美浜町にありますので、都心(名古屋)から車で約1時間ほどの場所になります。

山と海の自然に囲まれた小さな町「美浜町」を本物の野菜をつくる日本一のオーガニック野菜の町にしたいと強く思っています。

野菜づくりの一流農家が集まる町として、それら美浜町で生産された美味しい野菜を全国の食卓に届けたいというのが、私たちの「夢」でもあります。

また、近年では60歳を超える農家が毎年減っていると聞きます。全農家で60歳以上の農家は、なんと80%を超えると言われており、社会問題になっています。その結果、これまで農業を営んでいた農家たちの畑離れが加速し、耕作放棄地が増えていく問題もあるのです。

ですので、これらの日本農業の問題を解決するためには、これから農業を志す若い人たちの力が必要だと考えています。私たち若い農家がこれからの農業のスタイルを変えていくと信じています。

野菜嫌いな子供が多いのは農家の責任

また、本物の野菜を生産できる農家が増えれば、子供たちの野菜嫌いが減ります。子供たちの野菜嫌いは、農家の責任です。

高栄養価で甘くて美味しい野菜を作れる農家が増えれば、子供たちは必ず美味しい野菜を食べます。その結果、現代病と言われる病気が減ることにもつながりますし、何よりもお母さんたちが一生懸命に作った野菜料理を笑顔で食べる子供たちが増えると思うのです。

家族の食卓が笑顔になれば、子供たちは安心して日々の生活を過ごすことができます。未来の子供たちが永続的に健康でいるためにも、私たち農家は大きな責任を担っているのです。

一人で生きるよりも
志の高い仲間たちと一緒に生きる方が楽しい!

どんな分野においても何かを成し遂げるということは、決して簡単ではありません。何かを志したとき、その道には困難や苦難が立ちはだかります。

しかし、そんな困難や障害が立ちはだかったときこそ、仲間の存在が大きな力となります。人間は一人では生きていけません。仲間の存在があなたを成長させてくれますし、頑張る根源になるのです。

「夢」
全国の農家たちが手を取り合い日本の農業を変える

私たちが思うのは、有機農業だろうが、自然栽培であろうが、農法にこだわるのではありません。私たち農家の使命は「高栄養価で甘くて美味しい」本物の野菜をつくることです。

ですので、有機農業であろうが自然栽培であろうが、それら農法が問題ではなく、本物の野菜をつくるためには、どんな土作りをしていけば良いのか。

また、「健康的な土」はどのような原理原則で形成されているのか。そして、それを実現するためには、どのような方法でやればよいのかを探求し続けることが大切だと考えています。

健康的な野菜をつくるには、少し前は「炭素循環農法」が良いと私たちは考えていました。しかし、炭素循環農法という農法だけにこだわっていたのであれば、栄養価コンテストで最優秀賞を受賞してしまうような今の野菜は作れませんでした。

自然栽培が良いとか有機農法が良いとかではなく、いかに野菜そのものの中身が良いか?が、良い野菜の判断だと思いますし、野菜を食べる消費者の方々にとって、一番大事なことなのだと思います。

消費者が安心して食べられる野菜。子供にも食べさせられる安全な野菜。ビタミン・ミネラルがたっぷり含んだ健康的な野菜を提供できる農家の仲間たちを増やしていきたいと考えているのです。

そこで、今回は今後農家の仲間同士で情報を共有して手を取り合い、本物の野菜づくりができる農業文化を一緒に築けて行けたらと思いますので、その実現のためにあなたの力を貸して欲しいのです。

新規就農を目指す仲間(研修生)を
募集します!

この手紙を書いている目的ですが、それは私たちと一緒に美浜町で本物の野菜づくりをしていきたいという仲間の募集です。

もちろん、農業を経験していない方であっても大歓迎ですし、経験したことのある方でその当時は上手くいかなかったという方でも構いません。大切なことは、お客様に心から喜んでもらえる野菜を作りたいという志で、その志のある方であれば、私たちもぜひそんなあなたと一緒に働きたいと思っています。

これからの農業のカタチは間違いなく変わります。

これまでの農業は夫婦揃って家族単位で農業を営んできた歴史がありますが、これからは地域社会においてその土地に住む農家たちが手を取り合って、地域のファミリーとして農業を営んでいくのだと思います。

若い人たちが気軽に農業に関心を持って、老若男女関係なく支え合って地域社会を活性化していくことが明るい未来につながっていくと考えています。大切な人のために心から食べてもらいたいと思える本物の野菜をつくっていくことが、私たちの本物の仕事につながるのだと思います。

ですので、もしこの手紙を読んでいるあなたが、これから新規就農を目指して農業を勉強したいとか、農業に関心があるのであれば、ぜひ気軽に私たちに声をかけてください。

徹底的に独立支援サポートをします!

今回の仲間の募集は、新規就農を目指す研修生です。

将来、農業で生計を立てていきたい。本物の野菜づくりを勉強して私も多くの食卓に笑顔を作っていきたい。と思っている方を研修生として受け入れます。

研修生として私たちと一緒に働くことになれば、たくさんのことを学ぶことになります。栄養価の高い、そして美味しい野菜づくりのノウハウや、実際に農業を営んでいくための経営についても学んでいくことになります。

私たちが研修生を受け入れる理由は、本物の農家をどんどん美浜町に作っていきたいからです。というのも、現在農業に関する研修生の受け入れは、そのご本人に2年間の補助金が国から出る制度があります。

新規就農を目指す研修期間として設けられている準備期間です。そして、この準備期間を過ぎると新規就農者として自分で農業を営んでいくのですが、実際にまわりの方々を見ていると新規就農して継続的に農業をやっている人は、ほんの一握りなのです。

野菜がうまく育てられなくて、途中で辞めてしまう人もいれば、野菜を作っても販売のノウハウがなくて、途中で挫折してしまう方が多いのです。

そこで、そんな新規就農者を失敗させないために、私たちの農園では、準備期間として研修生がであるこの大切な期間に、徹底的に野菜づくりのノウハウや、経営について学んでいただく体制を整えています。

また、研修生としての期間が終わったあとについても、販売先の支援もしていきます。価値ある野菜をその価値がわかるお客様に買っていただくことが、私たちの喜びにつながっていきます。

ただ、研修生として農作業を手伝っていただくだけというのではなく、未来の生産者として活躍してもらえる農家になってもらうことが私たちの目標であり喜びですので、あなたもある程度の覚悟を持ってお越しください。

募集人数は2名です!

それでは、今回の研修生募集の人数は、2名を予定しています。

研修生の時期に何を学ぶかは本当に大切ですし、人との出会いによって人生そのものも大きく変わってきます。きっとこの手紙をここまで読んで頂いているあなたは、農業のこと、自分自身の人生について真剣に考えていらっしゃる方だと思います。

そんな真剣なあなただからこそ、私たちはあなたの応援を全力でしたいと思っていますし、それが未来の農業を変えていく一歩につながっていると信じています。

もしあなたがこの手紙を読んで少しでも私たちに興味が湧いたのであれば、以下のフォームからお問い合わせください。

あなたとの出会いが素晴らしいものになることを願っています。

研修生の労働条件

当園の研修生労働条件ですが、これは、農林水産省のホームページでも記載がありますが、農園に所属して研修を受けることで、2年間の補助金が受けられる制度があります。

最長2年間で年間120万円が受けられます。

もちろん、その補助金を受けられる手順もお伝えしますが、それ以外にも当園からの手当てもご用意しています。ただ、研修期間はあくまでも一人前の農家になるための勉強する期間であり、研修期間の最中でも不適切な働きだと判断した場合は、私たちからお断りする場合もあります。

これは一生懸命に農業で独立を目指して取り組んでいる他の研修生たちを守るためにあえて厳しく書きましたが、実際はみんな楽しく日々切磋琢磨して農業に取り組んでいるメンバーばかりですので、ご安心ください。

新しい農業のカタチで自分らしい生き方を!

さて、これまで私たちの野菜にづくりにかける想いをお伝えしてきましたが、最後にもう一つあなたにお伝えしたいことがあります。

それは、農業を営むことは簡単ではないということです。

自然の原理原則を理解して本物の野菜を作って販売していくことは、様々な知識や経験を一歩一歩積み重ねていく必要があります。

しかし、本物の野菜を作れる農家を必要とする人たちが今後増えていくことは間違いません。先ほどにもお話ししたように、日本も食べ物についての安全基準は世界基準に近づいていくと思いまし、何よりも子供を持つお母さんや家族の方々が、自分で食べる野菜は自分で確かめて買う時代がやってくると考えています。

私たち人間は自然に逆らって生きていくことはできないのだと思います。

私たちは、愛する誰かのために努力し、その努力が社会貢献につながっている努力であることこそが、私たちが「働く」といういみにつながっていくことだと思いますし、それが働く力の源になっているのだと思います。

ですので、私たちは命をつなぐ野菜を通じて、世の中に責任ある仕事をしていきたいと考えています。

「愛する人のために野菜をつくる!」

そんな生産者を志す新規就農者たちを私たちは応援します。

株式会社 出口崇仁農園

追伸

新規就農はまだ不安という方のために「1日就農体験」を開催しています

新規就農には興味があるけど、まだ研修生として応募するのには、ハードルが高いという人のために、私たちの農園で農業を体験できる1日就農体験を開催しています。

有機農業についての勉強や、実際に私たちの野菜を食べてみたり、失敗することなく新規就農するまでの手順の説明を聞いたり、農業にかかわることが学べる就農体験を実施しています。

もし農業に関心のある方は、まずはこちらのプログラムに参加されることをオススメします。

1日就農体験プログラムとは

1 有機農業について

日本におけるこれからの有機農業の可能性や、これからの農業市場についてお伝えさせていただきます。

2 地域循環型有機農業とは

地域資源を活用することによって、どのような社会価値が生まれるのか。また、栄養価が高くで甘くて美味しい野菜づくりの秘密についてお伝えします。

3 農業で得られる収入は?

実際に農業でどのくらいの収入を得られるのか。また、どのような販売先があるのか。など、新規就農した後の得られる収入例をお伝えします。

4 新規就農までの手順

自分自身で新規就農するには、実際に農地(畑)を借りて種を仕入れて野菜を生産し、販売しなければなりません。また、耕作機の準備についても考えていかなければなりません。そこで、それらの準備を具体的にどのように進めていけば良いのかをお伝えします。

5 農業体験

最後は、私たちの畑に行って農作業をしていただきます。実際に土に触れて農業を体験していただくことができます。また、私たちの野菜も食べられますので、楽しい時間にしてください。

参加費について

尚、こちらの1日就農体験ですが、1人8,000円(税込)となっています。また、日程ついては、毎月1回開催していますので、あなたのご都合の日程を選んで教えてください。

タイムスケジュールは、午前10時から午後3時までの時間帯を私たちと一緒に過ごし、農業について学んでいただければと思います。あなたが不安に思っていることがあれば、何でも聞いてもらえればお答えしますので、ぜひ積極的にご参加いただければと思いますし、あなたの夢なども聞かせてもらえたら嬉しいです。

夢を応援する仲間たちで楽しい時間を過ごせたらと思います。

それでは、「研修生応募(面接)」もしくは、「1日就農体験(参加費有料)」のいずれかの参加を希望する場合は、今すぐ以下のフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。

あなたからのご参加を心よりお待ちしています。

今すぐ以下のフォームからお申込みください!

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